在宅医療・介護連携とは

在宅医療・介護連携とは

平成28年度~

平成28年度より、取手市・守谷市・利根町から委託を受け、
「取手・守谷・利根地域在宅医療・介護連携推進事業」に取り組んでいます。

平成25年度~平成27年度

「茨城県在宅医療・介護連携拠点事業」として、平成25年度~平成27年度の3年間取り組みました。事業の内容については、下記の通りです。

1. 事業の目的

在宅医療を提供する機関等を連携拠点として、多職種協働による在宅医療の支援体制を構築し、医療と介護が連携した地域における包括的かつ継続的な在宅医療の提供を目指す。

  1. 多職種連携の課題に対する解決策の抽出
  2. 在宅医療従事者の負担軽減の支援
  3. 効率的な医療提供のための多職種連携
  4. 在宅医療に関する地域住民への普及啓発
  5. 在宅医療に従事する人材育成

2. 主な取り組み

  1. 多職種協働でネットワークを強化し、在宅療養を支える「土台づくり」を行う。
  2. 地域資源を最大限(効率的・効果的)に活用する「仕組みづくり」を構築する。

3. 土台づくり

~ 地域レベルでの協議の「場」づくり ~

  • 多職種同士の顔の見える関係の構築のための「きっかけづくり」
    • 意見交換会、協議会等を開催
  • 地域課題を把握するための「実態調査」
    • 「医療・介護従事者」と「患者・家族」の両視点による調査を実施
  • 専門職種に対する資質向上のための「人づくり」
    • 研修会、勉強会、視察調査等を実施
  • 地域における課題の共有、課題解消のための取組に対する認識、役割分担などを「見える化」するための「人づくりに係るテキスト作成」
  • 県民等に対する在宅医療・介護の理解を深めるための「意識づくり」
    • 講演会、シンポジウム等を実施

4. 仕組みづくり

~ 支援を必要とする方に対し、「安心感」を与えられる取組 ~

  • 医療・介護従事者のよりよいサービス提供につながる「基本情報づくり」
    • 在宅療養をする上で必要な医療・介護資源の情報共有等
      ( マップ・ガイド作成等)
  • 患者・家族の在宅医療ニーズにつながる「多様なサービスづくり」
    • 24時間医療・介護提供体制、 レスパイト入院の受入れ体制、 在宅医療に携わる診療所医と病院医との連携による主治医・副主治医制度の導入
    • 自宅看取り時の家族サポート看護師の派遣等
  • 地域の民生委員、 ボランティア、 医療・介護従事者と連携した「地域づくり」
    • 市民を対象としたミーティングの開催等